モソップ社のレワレワは低温でクリーム化されているため、はちみつの天然成分が損なわれておらず、またなめらかでパンなどに塗りやすいのが特徴です。クリーム状はちみつですが、天然の甘味料としてヨーグルトやシリアルに使用するのにも適しています。
液状レワレワよりもクリーム化されたレワレワのほうが高い評価を得ています。クリーム状だとトーストに塗っても、またサンドイッチのフィリングとしても、おいしさを堪能していただけるからです。レワレワは液状のままにしておくと粗い結晶を作りがちです。
マヌカはちみつ研究の父といわれる故ピーター・モラン博士は、マヌカだけでなくレワレワはちみつについても研究しており、レワレワの抗酸化作用が高いこと をつきとめました。
他の学術研究では、レワレワのミネラル含有量が高いことがあきらかになっています。これまで、マヌカの抗菌作用に対する注目度の高さの せいで影が薄かったレワレワですが、その健康増進効果が再評価されつつあります。
レワレワはNZ固有の木です。現在では通常「レワレワ」というマオリ名で知られていますが、NZの年配者にはまだ「野生スイカズラ」(native honeysuckle)と呼ぶ人もいます。
学名はKnightia excelsa。プロテア(和名・ヤマモガシ)の仲間の植物です。
レワレワは主として、北島の中部および北東部の渓谷や山間部、南島の最北部・マールボローサウンドに自生しています。樹高およそ30メートル、幹の直径1メートルにもなる、円錐状の木です。
開花時期は10月から12月(夏)で、マヌカの開花期と重なります。このためレワレワ蜜からマヌカの花粉が検出されることもあります。
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花びらがなく、筒状の真っ赤な花をつけます。花は木の上部に密集し、小鳥の媒介で受粉します。フィル・ベンドル氏による写真。
レワレワは、『ニュージーランドの薬用植物』(New Zealand Medicinal Plants. S. G. Brooker, R.C. Cambie, R. C. Cooper. Revised ed. 1987. Reed Books, Auckland, NZ.)という書物の中で、薬草としてあげられています。
この書によれば、マオリの人々はレワレワ樹皮の内側を、絆創膏として傷の手当てに利用していました。1884年の記録に、こうした利用法が記されています。
ミネラル含有量のが高い、
レワレワはちみつ