ポフツカワはちみつ

  • 生産者  タヒ・エステート
  • 生産地域  北島北部
  • 内容量  250g

ポフツカワはちみつはひじょうに希少なはちみつです。人生に一度は経験しておくべきことはいくつかありますが、ポフツカワはちみつもその一つです。 このはちみつの味を言葉にするのは、はちみつ通にも難しいのですが、第一の特徴は淡い黄色です。

ポフツカワの楽しみ方

フィリングやトッピングにする、またトーストに塗るなど、繊細な天然の甘みを楽しむ方法は数多くありますが、とりわけお勧めしたいのが朝食です。はちみつ通はとっておきのお楽しみとして、ポフツカワを特別なパンと合わせます。スイス風ツォップ(編みパン)はその一例です。

数の少ない生産者

ポフツカワはちみつを生産できるのは、限られた数の熟練養蜂家だけです。このみつには、巣内で結晶化して固まる性質があるため、取り出すのが難しいからです。

また、フクロギツネ(樹上に住む有袋類の動物)が葉を食べて枯らしてしまうので、ポフツカワの木そのものの数が減少していることも、はちみつが手に入りにくい一因です。

強さと美しさの象徴

満開のポフツカワを目の当たりにすると、その荘厳さに心を打たれることは間違いありません。この世の心配事すべてを忘れて、花の香りに魅了されるでしょう。

 

「ポフツカワ」はマオリ語です。マオリの人々はこの木を「一番の木」(ラーカウランガティラ)と呼び、強さと美しさの象徴だと考えています。花はカヒカと呼ばれます。


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タヒ ポフツカワはちみつ 250g
タヒ ポフツカワはちみつ 250g
タヒ ポフツカワはちみつ
ポフツカワはちみつが中心となっている、豪華な朝食

薬草

ポフツカワは、『ニュージーランドの薬用植物』(New Zealand Medicinal Plants. S. G. Brooker, R.C. Cambie, R. C. Cooper. Revised ed. 1987. Reed Books, Auckland, NZ.)という書物の中で、薬草としてあげられています。

 

この書によれば、マオリの人々はお腹の具合が良くないときに、ポフツカワの樹皮の内側部分を煮出して服用しました。この花から採れたはちみつは、喉の痛みに利用されてきました。

 

ポフツカワの学名はメトロシデロス・エクスケルサMetrosideros excelsa、フトモモ科の常緑樹です。幹が何本にも分かれ、ドーム型に枝を茂らせます。樹高は25メートルにも達します。

クリスマスツリー

ポフツカワは11月から1月にかけて鮮やかな赤い花を咲かせることから、ヨーロッパにルーツを持つ人々の中には、この木をNZのクリスマスツリーと呼ぶ人もいます。


Pohutukawa Honey | updated 2024.12.24