このコールドプロセス石鹸には、マヌカはちみつとマヌカオイルに加え、さらにスキンケア効果を高める6種類の花のエキスも配合しました。いずれの植物も、何世紀にもわたり民間療法で用いられてきたものです。
スキンケアに用いられる部位と、エキスの概要は次の通りです。
(1)ヤグルマギク(コーンフラワー)・使用部位:花
ヤグルマギクは古来、薬草として様々な用途で使われており、その効能のひとつに視力の低下や目の疲れの症状緩和があります。お肌を整え、またハリを保つために花のエキスが用いられます。
学名:Centaurea cyanus
英名: Cornflower/bachelor's button(コーンフラワー、またはバチュラーズボタン)
(2)フユボダイジュ・使用部位:花
この木の葉には鎮静効果があり、ティーとして利用されてきた歴史があります。エキスには天然の芳香と、お肌をととのえる効能があります。
学名:Tilia cordata
英名:Lime tree (ライム、英国及びアイルランドでの呼称。果物のライムではありません)またはlinden tree(リンデン)
(3)カミツレ(カモミール)・使用部位:花
カミツレは昔から肌荒れに用いられてきました。エキスには、気持ちを落ち着かせる働きや、保湿効力があるとされています。
学名:Chamomilla recutita / Chamomilla matricaria
英名: German chamomile(ジャーマンカモマイル)
(4)トウセンカ(カレンデュラ)・使用部位:花
トウセンカの花は古くから、抗炎症効果がある薬草として利用されてきました。花のエキスは、お肌の乾燥を防ぐために用いられます。
学名:Calendula officinalis
英名:Pot marigold(ポットマリーゴールド。観賞用のマリーゴールド/キンセンカとは異なります)
(5)セイヨウオトオギリソウ(セントジョンズワート)・使用部位:花/葉/茎
セイヨウオトギリソウは昔から、気分障害による症状の緩和に用いられてきました。エキスはお肌のかさつきを抑え、乾燥肌の改善に効果があるといわれています。
学名:Hypericum perforatum
英名:St. John's wort(セントジョンズワート)
(6)ローマカミツレ(ローマンカモミール)・使用部位:花
カモミール・ティーのリラックスをもたらす成分であると考えられているのがローマカミツレです。エキスには、天然の芳香と、乾燥によるお肌のダメージを回復する効能があります。
学名:Chamaemelum nobile
英名: Roman Chamomile/English Chamomile (ローマンカモマイル、またはイングリッシュカモマイル)
Six flower extracts | updated 2022.2.10