モソップハニー

バナー写真はモソップ社の養蜂の場面    北島東部、ベイオブ  プレンティ

モソップハニーはNZ北島・タウランガにある家族経営の会社です。1947年、ロナルド・モソップRonald Mossopが創業、現在の経営者はニール・モソップ、ウェンディ・モソップNeil and Wendy Mossopです。養蜂および瓶詰めを行っています。

独自の手法

大半の大手パッキング会社とは異なり、モソップは自然粒状化natural granulationという特許製法により、非常になめらかなクリーム状はちみつを製造しています。

 

一般的製法では、何日もかけてはちみつを加熱・攪拌するのですが、モソップでは加熱・攪拌にほんの数時間しかかけていません。また目の粗いフィルターで濾過するため、花粉が取り除かれることがありません。この独自の手法により、モソップのはちみつは熱による損傷を受けず、天然の芳香が保たれているのです。

地域社会の一員

モソップハニー社は、地域社会の一員であるという自覚があります。さまざまな取り組みの一つとして同社では、養蜂奨学金制度を実施しています。これは養蜂を行う若者を教育することを目的としており、奨学金には創業者ロン・モソップの名を冠しています。

 

2017年のモソップ社70周年記念式典のスピーチで、タウランガ市長のグレッグ・ブラウンレスは、同社の地域への貢献を讃えました。タウランガはNZの貿易港のはじまりであり、現在では最大の港です。モソップハニー社はこのタウランガのサクセス・ストーリーだと考えられています。

巣の世話をしているニール・モソップ氏

巣の世話をしているニール・モソップ氏

満開のマヌカを眺めるジャクソン・モソップさん(8歳)。ジャクソンさんはモソップ創業者、ロン・モソップ氏の曾孫。

「モソップハニー」は商標で、企業名はApis Gold Ltd「アピス・ゴールド株式会社」です。UMFHA(ユニークマヌカファクターはちみつ協会)の会員であり、会員番号は1021。

Mossop's Honey  | updated 2023.1.18